いやぁ、誠に強烈過ぎる3日間だった
最後にも嘘かと思うような展開が待っていた。
残り少なくなったガソリンのメモリを横目に
氷点下の人里離れた山奥の真っ暗闇で夜中ぬかるみに車輪を取られハマり抜け出せなくなっての救出劇という
我が人生において前代未聞の
命すら脅かされるシチュエーションに陥るという
笑っていられない恐怖の体験をする羽目に。
他人の自信過剰な大丈夫は、決して大丈夫ではないと、
ここまで痛い目を見たのは初めての事だった。
何一つ盛って言ってないけどね。
こんなに衝撃の数々の心身ともに疲弊しまくる時間を過ごしたのは暗黒の中学生活以来のような気がする。
とにかく、猫らに会いたかった。
猫らと過ごせなかった3日間は取り返しのつかない時間のように思えて、あんに甘えられて2時間玄関に立ち往生することになっても涙しただただ感謝した。
命の残り日数が決まっているうちの3日間を猫らと過ごせずこんな時間に使ってしまった自分の頭の悪さが悔しかった。
あん、ありがとう ごめんね
君は私が好きすぎるんだ
スモちゃんは、私見て眠い目をジョボジョボ( ⌯᷄௰⌯᷅ )、
びっくりした顔をして確かめていた。
そして、甘えに来てくれた。
泣けた。
久しくできてなかった腰痛体操をしていたら、負荷をかけに。笑
そしてなかば強引にになっちこもやってきてくれた。
家に帰って真っ先に食べたかった、
頂いた醤油と卵のたまかけご飯。とさくらの自慢の白脚。
どこの馬の骨ともしれぬわたしの分まで用意してくれてて。根っからの優しさに感動。
そう、人々のさりげない優しさにふれた三日間でもあったのだ。
そしてめちゃめちゃたくさんの初体験をさせてもらって、感謝仕切りの強烈な三日間でもあったのだ。
全てはわたしの体調の悪さから見舞われたトラブルだったのかとも。
ひとまず、生涯忘れる事など出来ないドスのきいた日々であったことは間違いない。
生きて帰ってこれてよかった。
精神身体疲労合わせて全治三ヶ月とみたが、
命があるだけでまるもうけ。
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